2015年12月01日

アサガオはどうやって朝を知るか

私たちにとって身近な植物であるアサガオ。小学校で育てて、夏休みに観察日記を書いた人も多いと思います。

アサガオの名前は、朝早くに咲き昼にはしぼんでしまうという特徴を、朝の美人の顔に例えた「朝の容花」という言葉が由来となっています。「容花」は「かおばな」と読みます。

朝に咲くという特徴は誰でも知っていますよね。
では、アサガオはどうやって朝がきたことを知り、花を咲かせるのでしょうか。

朝の光を感知している?
そう思う人もいると思いますが、実は違います。
アサガオは日が沈んだのを感知しているのです。
開花する前日の夕方に太陽が沈み暗くなるのを感知して、その約10時間後に花を咲かせます。
夕方6時に日が沈んだなら、その10時間後の朝4時ごろが開花時刻となります。

暗くなってから約10時間に咲くならば、それを利用して私たちが好きな時間に花を咲かせることもできます。お昼頃にアサガオを暗い部屋に運べば、夜に花を咲かせることができます。約10時間後に例え周りが真っ暗でも咲くのです。

ここまで読んだ方は、次の疑問ができているかもしれません。
「アサガオのどの部分が暗くなったのを感知するのか。葉?ツボミ?」というものです。
この答は実験でわかります。
翌朝開花するツボミ2つを切り取り、1つは明るく、もう1つは暗い場所に置きます。すると暗い場所にあったツボミは花をつけ、明るい所にあったツボミは花を咲かせませんでした。
つまり、この疑問は「ツボミが感知する」というのが答です。

では最後に、アサガオをずっと明るい場所又はずっと暗い場所に置いたらどうなるか書こうと思います。
ずっと明るい場所に置いたアサガオは、暗さを感知することがないので、何日たっても花を咲かせることはありません。
ずっと暗い場所に置いたアサガオは、1日目(暗い場所に置き始めた日)は先に述べたように10時間後に花を咲かせます。しかし、その後も暗い場所に置き続けると、2日目に咲くのは10時間後ではなく24時間後に咲きます。その次の日も24時間後に咲きます。
何日も暗い場所にいると植物は枯れてしまいますが、数日間は24時間周期で花を咲かせます。
アサガオも人間と同じように24時間を測る体内時計を持っているんですね。
posted by ぽすとまん at 13:46| Comment(0) | 雑学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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